MATRIX-18
THE DREAM AND ACTUAL GORGE
【 18 】
「そういえば…トリニティ。私は如何したらいいの?」
「あぁ…そうね。まさかを一緒に連れて行くわけじゃないでしょう?」
トリニティは鋭い視線をモーフィアスに向ける。
モーフィアスはニヤリと笑みを浮かべる。
「勿論だ。は預言者の元に戻っていてくれ。」
「ぇ…でも…。」
「。今回はトリニティも戻っていてもらうんだ。」
「そうなの?……うん。分かった。」
「だが、一体どうやって此処に着たんだ?」
モーフィアスの最もな意見にはニッコリと笑みを浮かべズボンのポケットから小さな鍵を取り出す。
「この鍵!キーメイカーさんに貰ったの。」
「キーメイカーが。」
「それなら安心だな。」
「うん!」
ネオが優しく彼女の頭を撫でる。
トリニティはそんな二人の様子にふっと笑みを浮かべる。
「如何した?」
「いいえ…。」
「それじゃあ私は先に帰ってたほうがいいかな〜?」
「そうね。」
「了解☆んじゃあ私は行くね。」
「あぁ。」
「気をつけてな。」
はにっこりと花のような笑みを浮かべ三人に手を振りながら部屋の出口へ向かう。
かちゃりと鍵を差し入れ振り返り三人を見る。
「三人とも無事でいてね?」
「勿論だ。」
「こそ気をつけて帰れよ?」
「またね。」
モーフィアスはニヤリと笑み。
ネオは優しく微笑む。
トリニティもまた彼に寄り添うように笑みを浮かべた。
そんな彼等を見ても再度笑みを浮かべ扉の中へと消えていった。
「それにしても…みんな大丈夫かな…。」
トリニティ、ネオ、モーフィアス‥ゴーストにナイオビさん。
皆無事に帰ってくればいいなぁ…。
は一人バックドアを歩いていた。
「やぁ。久しぶりだな。」
「!……スミスさん!!」
彼女に声を掛けたのは元エージェントの姿。
は警戒もせず彼に近寄り微笑む。
「どうしたんですか?どうして此処に?」
「君に会いに来たのだよ。。」
「はい?」
「少しいいかね?私と共に来てほしいのだが。」
「あっいいですよ。」
は疑わず素直にスミスの後を付いていった。
運命の輪が回り始めたのも知らずに。
後記
もう少しでこの間も終わりですねぇ。
出番が全く無い(笑)スミスさんを急遽出してみました。
次はオリジナルが強いかと思われます。
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