美味しく頂いた後は‥
美味しく頂いた後は…
「んぁッ!はぁ…ん…。」
「ッ…は。少し‥力‥抜けるか?」
ダンテは眉根を寄せ色っぽい声で囁く。
「ぅん…。」
ふっと抜ける力。
きつ過ぎる締め付けが少し緩みダンテはそのまま彼女の肢を支え腰を動かし始めた。
ダンテの先走りと彼女の蜜が混ざり抜き差しされる度に水音が響く。
「あ‥あぁ‥ん…あっ…。」
「クッ…ん…。気持ちいいか?」
「ん‥ぁ…ダ‥ンテッ…。」
彼の首に腕を回し涙を零す彼女の身体を激しく揺さぶる。
ダンテは唇をペロリと舐めると、目の前で律動のままに揺れる白い乳房を片手で包む。
コリコリと硬くなった乳首を弄り腰の動きを早めていく。
一度達した彼女の身体はすでに限界の様子。
「っぁ…も…駄目…ダンテッ…」
「…いいぜ。…ん…ッ。」
「あっ‥あぁ!!」
「っは…。」
彼女が達したと同時にきゅっと締め付けられダンテも溜まらず白濁の蜜を彼女のナカに吐き出した。
ビクビクと震える彼女を抱き締め緩々と腰を動かし繋がった自身を引き抜くとゴプッと白い蜜が引く。
力無く垂れる彼女の身体を支えたままダンテはニヤリと笑った。
「大丈夫か?」
「ん―……はぅ…。」
は気だるい身体を何とか動かし乱れた服を治そうとする。
「ダンテ?」
「まだ‥いい。」
「ぇ?ちょっと!」
今だ昂ぶる自身を何とか押さえ、彼女を軽々と抱え上げるとベットを離れ歩き出す。
はダンテの胸にしがみ付きながらも動揺を隠せない。
「だっダンテ?」
「身体ベタベタだろ?このまま風呂いこうぜ?」
「このままって…私も…?」
「そっ。一緒に入ろだろ?」
「なっ!?いっいいいいいやだよっ!何言ってんの!」
一気に真っ赤になったはダンテに抱えられているのも忘れじたばたと暴れ始める。
ダンテは喉の奥で笑い彼女の身体を更にぎゅっと抱き締める。
「ひぃ!はっ離してよ!!」
「…あんなに必死にしがみ付いてたのに?」
「ッそれとこれとは!」
「あはは。ほら諦めろよ。」
パタン。……カチャリ。
軽い音と共にバスルームの扉が閉まる。
しかもご丁寧に鍵までかけている。
ダンテはゆっくりと彼女を降ろし汗で額に張り付いた前髪を退かし軽く口付けた。
「残念。」
「っ〜〜〜…。ダンテ先に‥。」
何事か言おうとした彼女の唇にその長い指を当て言葉を閉ざした。
にっこりと微笑み彼女の髪に止めたままになっていた猫の耳を髪に絡まぬよう丁寧に取り外す。
そのままそっと耳元に唇を寄せ、背筋に響くような低音で囁いた。
「の身体の隅々まで綺麗に洗ってやるよ…。」
「ッなっ何言って!」
「ん?それとも…もっと奥の方か?」
はダンテの言葉に顔を俯かせる。
耳まで真っ赤になった彼女に彼は苦笑するとギュッと胸元を握った手を掴む。
「…自分で脱ぐか…それとも…。」
「いっいい!自分で脱ぐから!!先に入ってて!」
「了解……逃げるなよ?」
「ぅ……。」
彼女の服から手を離したダンテは口角を上げ笑むと自身のズボンに手を掛ける。
は慌てて後ろを向き壁にしがみ付く。
背後から聞こえるダンテの笑い声が癪に障りつつ‥。
「(なんであんなに恥ずかしいこと言えるんだろう…。あ〜…恥ずかしいよぉ(泣)」
「?」
「なっなに?」
「待ってるぜ。」
「うっうん。」
背後から壁に手を付き彼女を間に挟むようにして屈むと耳元で囁きそっと髪を掻き揚げ白い項に口付けた。
ピクリと身体を震わせた彼女にまたも笑いながら浴室へと入っていった。
「ぁ〜〜〜。もぅ…なんでこんな恥ずかしいことっ…。」
はぶつぶつと呟きながら自分の乱れたままの服をゆっくりと脱ぎ始める。
浴室にはダンテの考慮か電気がつけられていない。
それだけが救いだとばかりに頭を垂れるはふと目に付いた鏡に映る自身の姿を見る。
「ッ……。」
小さな窓から入る月光に映し出されたのは白い肌に似つかわしくない紅い印。
はそっと首元から胸元身体の至る所に付けられた刻印を指先でなぞる。
急に恥辱が蘇り頬を押さえて屈みこむ。
「これじゃあ首の開いた服なんて着れないよぉ…」
「?」
「はっはぃぃぃいい!!」
「早く来いよ…それとも迎えに行こうか?」
僅かに笑の込められたその言い方。
だがそれを肯定すれば彼は迷わず此方に来るだろう。
は勢い良く立ち上がり近くにおいてあったバスタオルに身を包み慌てて浴室へと向かった。
「ん?」
「ッ……お湯…いれてるの?」
「あぁ‥湯溜まるまで身体洗ってようぜ。」
「うん…。」
浴室へ入った途端目に入る鈍い銀色。
浴室の上部に設けられた窓から入る明るい月光にダンテの白い肌と銀髪が瞳を占める。
タオルを腰に巻いているだけのダンテに気恥ずかしさを憶えつつ勢い良く水が流れている浴槽を見る。
ダンテは素直に入って来たに微笑み彼女の華奢な腕を引き自身の前に座らせる。
「電気…つけなくてもいいか?」
「うっうん…(寧ろつけないで下さい!)」
「タオル外すぞ?」
「うぇあ?なっなんでッッ?」
は妙な奇声を上げ慌ててダンテを見やる。
彼は至極普通の様子で小首を傾げる。
「なんでって洗い難いだろう?」
「ぁ…確かに…う"〜〜〜。そうだ!私がダンテを洗ってあげるよ!うん。そうしよう!」
「……………ま、いっか。それじゃあ頼むな。」
「うん…。(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい…うぅ…恥ずかしいなぁ…。)」
は頬を染めつつもそれを紛らわすかのようにダンテの背中を見た。
やや普通より白く感じるその素肌には切り傷の後が多数ある。
袈裟切りに切り裂かれた後をつっと指でなぞるとダンテが彼女に声を掛けた。
「っ…?」
「あっごめん…って…これ…。」
首筋に近い辺りに薄闇の中でもはっきりと見える赤い蚯蚓腫れの筋。
は再度指先でそぉっとなぞった。
するとダンテはピクリと肩を震わせ彼女を振り返った。
「どうした?」
「これどうしたの?紅くなってる…。」
「…憶えてないのか?」
「ほぇ?」
「さっき首にしがみ付いてた時に付いたんだろう。そんなに良かったのか?」
クククと喉の奥で笑い彼女の頭を撫でる。
はいまいち意味を理解していないのかハテナ顔だ。
「さっき?良かった?………っ。」
言葉の意味を理解したは瞬時に首まで真っ赤になると俯いてしまった。
そう赤い蚯蚓腫れは先程の情事で彼女がつけたものだった。
「っ‥ごっごめん…痛いよね;」
「いや…此れは印だからな。」
「印?」
「そう。俺がお前の物ていう印。」
小さく額に口付け悪戯に微笑む彼には目を見張る。
ダンテは彼女の首筋や胸元に付いた赤い印を指先でなぞり更に言葉を重ねる。
「此れはお前が俺の物っていう印。」
「っう〜〜〜…ダンテ恥ずかしい。」
「ククク。そうか?」
「はぁ。」
溜息を付き彼女は気を取り直してタオルを泡立て始めた。
ダンテは暫し彼女の行動を見てから彼女に背を向けた。
「洗うよ〜。」
「あぁ。」
ふわふわと泡立ったタオルをそっと彼の背中に当てていく。
「ダンテ前は如何する?」
「洗ってくれるんだろう?」
「……仕方ないなぁ…。」
彼の背中を洗い終わり、声を掛けると何時も通りの意地悪な笑いにぶつかり眉を顰めながらも此方を向く彼を見る。
思わず口篭りながらもそっと泡を乗せていく。
知らず頬が朱に染まり目線が彷徨っているのはご愛嬌。
「っ…」
頬を染めそれでも自身を洗おうと何処か必死なの様子にダンテは笑みを浮かべる。
その時、不意に彼がの腕を強く引き抱き寄せた。
泡の制で勢い良く彼の胸へ倒れこんだは驚きで声が裏返っている。
「ちょっなっ何事ォ!!」
「ん〜…お前も洗ってやろうかと。」
「まだ洗わなくていいってばッ!」
慌てて離れようとするものの泡で滑って思う様に動けない。
彼女の細い腕を掴んで後ろから抱きかかえるように抱き込む。
「ぅ〜…。」
「…泡だらけだな。」
「ひゃっ!?」
ダンテはボディーソープを手に取るとそれを両手で彼女の柔らかな胸へ塗りつけ始めた。
冷たい感触に小さく声を上げる。
「やぁッ!」
「もう硬くなってる…。やっぱさっきヤったばっかだからか?」
「っばっバカぁ!」
つんと高く硬くなった頂を指先でつまみながら彼女の耳元で囁けば首を竦めて頬を染める。
ダンテは胸から手を離し下へ滑らせていく。
つぅっと溝をなぞられは小さく息を呑んだ。
「トロトロ。」
「ッ!…だって……。」
「あぁ…まぁさっきまでヤってたわけだし…仕方ないか?」
「うぅ…。」
ダンテは笑って先程の情事で開ききった秘所に2本指を差し入れた。
彼女のいい所を知り尽くしている彼は指を抜き差し始める。
「やっ…ぁあッ!ん…はぁ…。」
はダンテの腕を掴み甘い声を漏らす。
ダンテは暫し考え、秘所から指先を引き抜いた。
「やぁ…ん…。」
「見ろ。」
「ん…。」
はトロンとした瞳で蜜に塗れ糸を引く彼の無骨な指先を見つめる。
ダンテは彼女の身体を自身に向かせる。
「ダンテ?」
「身体‥洗ってくれるんだろ?」
「うっうん…?」
はダンテの言葉の意味が分らず小首を傾げた。
何故行き成りそんなことを言うのかと。
「此処もちゃんと洗ってくれよ?」
「っな!?」
言葉の意味を解していないの手を取りタオル越しでもその形がはっきりと分る自身へと触れさせた。
は呆けたような顔をして慌てて手を離した。
「ななななに言って!?」
「洗ってくれるんだろ?勿論…こっちでもいいけど。」
「っう…」
ダンテは動揺したの唇をそっと指先でなぞった。
はコクリと唾を飲み込み恐る恐る彼の腰に巻かれたタオルに手を伸ばした。
水で濡れたタオルをそっと取ると押さえられていた彼自身が立ち上がった。
「っ……ぇっと…どうすれば?」
「手で握ってみろ。」
「うっうん…。」
はそっと彼に触れる。
ピクリと脈打つ其れは硬くそして熱い。
「熱い…。」
息を呑みまじまじとそれを見る。
つぅっと指を滑らせると手の中でビクビクと反応するそれには好奇心が擽られたのか両手でそっと掴んだ。
上下に掌を擦るとそれに応じて反応する。
「ッ…は。」
「?…ダンテ?」
「ん…続けろ。」
「うん。」
は少しダンテを観察しながら手を動かす。
普段攻められてばかりの彼女はダンテがこんなに艶やかな声を出すなど知らなかった。
自身の行為で彼が感じていると分るとは嬉しくなったのか手を動かすのを早めた。
「っ……口で、出来るか?」
「口?」
「そ。口…。」
「うん。頑張る!」
「…………。(何か積極的になったな…)」
何処か気合を入れたを見てダンテは苦笑した。
両手で掴んだままは自身の口内に彼の昂ぶりを納めていく。
「んぅ…ふっ…。」
「っぁ…く…。」
口内に入れた其れからは既に先走りが零れ彼女の口内を汚した。
苦味のあるそれに少し顔を顰めるものの大きく口を開き根元まで咥え様と奮闘する。
「ふ…んむ…。」
彼女の小さな口では彼の物を根元まで咥えることが出来なかった。
一旦口を離し今度は丁寧に昂ぶりを愛撫し始める。
舌先で舐め上げ大きく張った部分を音を上げて吸い上げるとダンテはビクリと大きく身体を震わせた。
「っぁ…クッ…はっ…なんだ…初めてなのに…うまいな…。ん。」
「む…ん。ダンテ。気持ちい?」
「あぁ…すげぇ気持ちいい。」
ダンテは片手で自分の口元を押さえる。
彼の頬には朱が走っていた。
は少し唇を離し昂ぶりの先端に口付けた。
彼はあいている片手で彼女の頭を撫でる。
「。」
「んむ?」
チュッ…。
彼が話しかける間もは丹念に舐め上げ舌を這わす。
「分るか?さっきまでお前の中に挿ってたんだぜ?」
「ッふ…ん。もう!」
「クク…さて…そろそろいいか。」
ダンテの言葉に真っ赤になって顔を上げたは彼を睨む。
彼は笑うと彼女を引き寄せ耳元で囁いた。
「次は俺がたっぷりお返ししてやる。」
「わっ!」
ダンテは彼女を立たせると浴槽の淵に手を置かせた。
は始めての体制に如何するのかとハテナ顔だ。
「恐くないからな。」
「うっうん…。」
「挿れるぞ。」
「っあ!…んん…やはぁ…。」
彼は彼女の腰を掴みゆっくりと自身を押し込めていく。
ずぶりと根元まで納めると一息付く。
は足が崩れてしまわぬよう少し震えて耐えているようだ。
ダンテはその様を見て唇を舐めた。
「こうして見るとすげぇヤラシイな。」
「やぁ!ん…な‥に?」
水で濡れた彼女の黒髪が白い背に散っている。
彼女の背筋に舌を這わせながら腰の輸送を開始した。
「あん!やぁ!…ひゃっ!」
「っく…この方が奥まで‥いいだろ?」
「あっ!…奥ぅ…あたっひゃ!」
「すげぇ締めつけ…イきそうなのか?」
腰を引くたびに彼女のナカは離さないといわんばかりに締め上げてくる。
彼等の結合部分はの愛液とダンテの先走り、そしての唾液が混ざり彼女の足を流れていた。
淫らな水音が狭いバスルームに響き腰を打ち付ける音と共に反響した。
「やぁ!あん!…ダ‥ンテェ!ッぁあ!」
「やば……ッ。」
いつになく淫らなの声。
ダンテは頬を染め彼の頬を汗が流れての背に落ちた。
彼は彼女の肩を引き上げ身体を更に密着させた。
「ひゃぁ!やっだ‥めぇ!ダンテッ!」
「っ……。」
2度3度深く突き上げると彼女が大きく仰け反り達した。
激しい締め付けにもう一度大きく突き上げダンテも彼女の中に自身の欲を放った。
「明日…お店出れないよぉ。」
「いいじゃねぇか。たまには休んでも。」
「うぅ……マスターになんて言えば…。」
はダンテに抱えられ彼の膝の上で抱き締められながら大きく溜息を付いた。
行為の後二人は少しぬるくなった湯船にゆったりと浸かっている。
は自身の身体に残された赤い花を撫で更に頭を垂れた。
「…。」
「ん?」
「またあの格好しろよ。」
「絶対にい・や・だ!!」
月光の降り注ぐ暗い浴室でダンテの笑い声との怒声が響いた。
後記
なっながい…くそう。前で切らなきゃ良かった;;
濃かったですね;;;私的に。
あぁぁあ。主人公ちゃん攻め希望ってのがあったので少し攻めっぽく?
・・・・・・・・・・・精進しやす。
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